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長期契約にサインしたマーフィー「このバッジにプライドが宿っている」


ニューカッスルは、昨シーズンで契約切れを迎えていたジェイコブ・マーフィーと6年契約を結んだことを発表した。


2017よりチームに在籍するマーフィはこれまで、公式戦72試合に出場し4ゴール7アシストをマークしている。昨季はシーズン後半戦、右ウイングバックでスタメンを確保し、チームの残留に貢献した。6月末で契約が切れたものの、7月に入りクラブから新契約を結んだことが発表され、その後彼のエージェント会社が契約が2027年までのものであることをInstagramで公表している。


異例の長期契約にサインしたマーフィが、クラブ公式チャンネル「NUFC TV」を通じて喜びを語った。


「ここが大好きなんだ。このクラブでプレーできて本当に嬉しいよ」


「昨シーズンは自分が何たるかを示すことができたと思うし、サポーターを納得させられて良かったと思っている。僕は強くなったし、楽しむこともできた」


「彼らが誇りに思えるような存在でありたいね。このクラブでプレーすることの意味は理解しているよ。5万2千人がこのチャンスを羨むだろうね。その機会が訪れるのだから、彼らを失望させないように頑張るよ」


「これからも努力を続けていく。ハードワークの精神を忘れてはいけない」


「興奮しているよ。信頼して、新契約を与えてくれたクラブとファンにお返しがしたいんだ」


2017年にノリッチから引き抜かれたものの、最初の数年はマーフィにとって難しい時間だった。ウェスト・ブロムウィッチやシェフィールド・ウェンズデイへのレンタルを経て再びセント・ジェームズ・パークへ戻った契約最終年、ついに真価を発揮したことで、本当の意味でサポーターから受け入れられたと言えるだろう。


「自分にとっては復活のための2年だった。努力を続け、決して諦めない忍耐を見せるようにしたんだ。ベストを尽くしたよ。その結果が今ここにあるのさ」


「昨季は全てがうまくいったと感じている。少し出ていた時期があって、そこから出れなくなったけどシーズン終盤には主力になることができた」


「トレーニングでは持てる全てを発揮した。ハードワークと僕の強い意志を、コーチは見てくれていたんだと思う。チームに入るためにできることはやったと感じていたし、自分のできることを見せれたんじゃないかな」


マーフィは幼少期からニューカッスルを応援していたことで知られており、双子の兄弟であるジョシュと共にマグパイズのトップを着て映った写真は、SNSでも拡散されている。


「ニューカッスルを応援するようになったのは、母の影響なんだ。彼女はバートリー(タインアンドウェア州の町)育ちなんだよ」


「叔母も叔父もゲーツヘッドに住んでいる。休みの日には家族みんなでよく集まっていたよ。そうしているうちに、ニューカッスルに恋をしたんだ。まだ本当に若い頃の話だよ」


「最初にセント・ジェームズ・パークへ行ったことも覚えている。何歳の頃か忘れたけど、あればヨーロッパカップ戦のPSVとの試合だった。ギャリー・スピードの写真が有名な試合だよ」


「階段を登ってピッチを見て、スタジアムの大きさを実感した。あれは驚きの瞬間だったね」


ジョシュと共にノリッチのアカデミー入りを果たしたジェイコブは、レンタル先のコヴェントリー・シティでアピールに成功し、16-17シーズンはカナリーズの主力選手として2部で輝きを放った。当時はマグパイズもチャンピオンシップに所属しており、セント・ジェームズ・パークでの試合にも彼は出場したことがある。


「ノリッチにいた時、チャンピオンシップでニューカッスルと対戦した時のことも覚えているよ。僕らは負けた。サポーターの歓声がそうさせたんだ。途中まで3-1でリードしていたんだけど、最終スコアは3-4。ファンは12人目の選手だった」


「今はそれを味方につけている。彼らを楽しませられることを誇りに思うよ」


一度はクラブでの居場所を失ったかに思われた中、2度のローンを経てニューカッスルのスタメンに舞い戻ったマーフィは、この夏クラブとの将来を約束して再びのスタートを切る。


「このクラブを代表する機会を貰えるなんて、クサい言い方だけど、夢見心地って感じだね」


「このシャツを着れる喜び、プライド......去年も言ったよね。このバッジにはプライドが宿っているのさ」




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