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同点弾のサン=マクシマン、ドローに失望「本当にがっかりしている」


ニューカッスルのアラン・サン=マクシマンが、1-1のドローに終わったリーズ戦の試合後にSky Sportsの中継に姿を現し、ギャリー・ネヴィルやジェイミー・キャラガーの質問に答えた。


選手は前半終了間際にエリア内でボールを受けると、ボックスの中でドリブルによって相手選手数名をかわして右足の強烈なシュートを叩き込んだ。嬉しい今季2ゴール目となったが、チームは1-1で引き分けて未勝利を継続してしまっている。


「正直ゴールを決められるのは嬉しい。それがチームの助けになるならね。ドレッシングルームでも言ったんだけど、僕らは一心同体なんだ。僕が決めてもドローでは意味がない。だから本当にがっかりしている」


「一番重要なのは、勝利のメンタリティを持つことさ。もちろん負けるよりは引き分けの方がまだマシだけど、リーズのような良いチームにたくさんチャンスを作れていたから、全くハッピーではないよ」


スティーヴ・ブルース監督への風当たりが強くなっている状況だが、指揮官との関係性についてネヴィルから聞かれると、サン=マクシマンは次のように答えた。


「僕は彼のことが大好きだよ。プレミアリーグでチャンスを与えてくれたのは彼だからね。誰にでも良い時期があれば悪い時期もあるけれど、どんな時も僕らは1つにならないといけない。勝つ時も負ける時も我々は一緒だ。これから彼のためにも、チームのためにも、勝利を持ち帰れるように練習に励むよ」


早々にクロス性のボールがそのままゴールマウスに吸い込まれ失点してしまったチームだが、その後は多くのチャンスを作り、逆転する可能性も感じられた。


「僕たちは勝利を掴むために全てを出し切ったから、本当にがっかりしている。リーズのような相手に早い段階で先制されてしまうと、本当に試合が難しくなるんだ」


「それでも自分たちのクオリティやキャラクターは途中から見せることができたと思う。2-1にするチャンスもたくさんあったけど、そうはいかなかった。だから選手全員が失望しているよ」


「今日の試合みたいに相手が前に出てきてくれることは、僕にとってありがたいんだ。でもチームを勝利に導けなかったからがっかりしている」


「シーズンを本当の意味で始めるために、勝利が必要だった。だからこれからもハードワークを続けていくしかない」


同選手にとっては、普段パートナーを務めているカラム・ウィルソンの離脱は痛いだろう。キャラガーに彼の不在について尋ねられると、サン=マクシマンはウィルソンの存在の大きさを認めた上で、ジョエリントンへの配慮も忘れなかった。


「彼は本当に良いストライカーだから、本当に難しいよ。彼とは良い関係を築けているしね。でもどの選手だって重要なんだ。今日のジョエリントンを見てくれればわかると思うけど、彼は僕を助けてくれていたよね。いつだってチームとしてベストを尽くすことが大切だ」





ゴール後にはセレブレーションでダンスを披露したが、これについては次のように語っている。


「昨日が息子の誕生日だったから、ちょっとしたダンスをね。ゴールを決められて良かったよ」


ウィルソン不在の中で存在感を増しているサン=マクシマン。一方でチームとしては勝利から見放されており、来週のワトフォード戦では必ず3ポイントを取らなければならないだろう。注目の一戦は25日の日本時間23時キックオフ予定だ。

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