ニューカッスルのアラン・サン=マクシマンが、クラブ公式チャンネル「NUFC TV」のインタビューに応えた。
まず最初の話題は、今週末に控えるオールド・トラッフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦について。この一戦ではクリスティアーノ・ロナウドがイングランド復帰を飾ることになると見られており、世界中が注目するゲームとなっている。
「今週末の試合が難しいものになることはわかっているから、僕らは練習に対してハードに取り組んでいて、今も少し疲れが残っているね。勝利のためにはそれが必要だったんだ」
「相手がマンチェスター・ユナイテッドだろうとなんだろうと、モテる力を出し切れば勝つことは可能だと信じている。やってやろうじゃないか」
「プレミアリーグは本当にタフだね。サウサンプトン戦やウォルヴァーハンプトン戦を見てみれば、我々にもチャンスはたくさんあるだろうと思う」
「マンチェスター・ユナイテッドだって、無敵ってことはない。僕らは今取り組んでいることをやり続けて、その結果勝てれば最高だね。それが無理なら負けないこと。それが僕らのメンタリティーだよ」
「ロナウド来る前だって彼らは良いチームだっだから、今の彼らはもっとパワーアップしていると思う。僕らは集中しないとね」
「ロナウドに気を取られすぎたら確実に負けると思う。集中を切らさないことはもちろん、フットボールの中身だけを考えることも重要だ。べウトを尽くせば何かを起こせるかもしれない」
「僕は去年、オールド・トラッフォードでゴールを決めたけど、結局その試合には勝てなかった。何度も言っているけれど、自分のゴールはどうでもいいんだ。チームが勝たなきゃ意味がない」
「もちろん僕自身もベストを尽くすよ。ロナウドのおかげでこの試合に世界中の注目が集まっているからね! 僕自身のクオリティを示すつもりさ。ハードな試合だけれど、ピッチ上では僕も自信を持っているから、それを見せられたらいいな」
加入して2年が経つサン=マクシマンには、今夏ローマやアーセナルなどへの移籍の噂があった。残留した理由は、ファンとの繋がりであることを選手は語っている。
「良いコネクションを築けているね。ファンの愛に応えたいと思ったことが、ニューカッスルに残留した理由だよ。彼らはもっと良い成績に値するはずだ」
前節サウサンプトン戦で同選手は後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決めると、そのままゴール裏のサポーターのもとに駆け寄って揉みくちゃにされた。
「去年はサポーターが長いこといなかったから、ゴールを一緒に祝うことができなかったよね。だからゴールを決めたらすぐにサポーターのところに行かなきゃと思っていた」
「あれが決勝点になれば良かったんだけどね。96分に相手がゴールを決めてしまった。でもこういうことはフットボールでは起こり得るし、またこれからもチームを助けられるように頑張るよ」
ニューカッスルはオールド・トラッフォードでの過去37試合で僅か1勝と、対戦成績では圧倒的に分が悪い。とはいえ、今季初勝利を目指すチームの指揮は高い。
「全てが不利に働いて、難しい状況になっている。僕らはすでに3回ペナルティーを与えてしまった。そんな時もある。でもチームの雰囲気は良いし練習もハードにこなしているよ」
「ハードだったし、有益なトレーニングができた分、今日は疲れたよ!これを何度も繰り返していかなきゃね。たとえ事がうまくいっていないとしても、だ」
「上を向いていこう。俯いても良いことなんてない」
「選手みんながそう言ったデータを気にしているとは思わないよ。1つ言えるのは、全力を尽くせばなんだって可能だってことさ。団結していればね。あとは言うだけじゃなく、ピッチでも見せる事が重要だ」
「それを早く実現しないといけない。負けが続くなら問題だよ」
世界中の注目が集まる同試合は、11日の日本時間23時にキックオフを迎える。
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