ニューカッスルのスティーヴ・ブルース監督が、来シーズンの去就について語った。地元紙「クロニクル」が伝えている。
会見では、来シーズンに関する質問が多く投げかけられた。継続して指揮を取るのか尋ねられたブルースは、次のように答えた。
「願わくば、そうでありたいね。契約があるから、特に何か言われない限りはこのまま続けることになる」
「すでにプレシーズンの準備も始めているんだ。それについて議論し始めているし、補強についても相談しているよ」
「通常通り、裏で準備を進めている。だが、ちゃんとした話し合いはこれからだ」
「私はフットボール・マネージャーだ。まだ引退するには早い」
「苦難から立ち直り、図太い神経を持つ必要がある。自分の持てる全てを発揮するつもりだ。選手としても監督としても、簡単に行くことなんて1つもなかったんだ。報われるためには、努力に努力を重ねるしかない」
成績が伴わなかった時期も、オーナーのマイク・アシュリーはブルースをサポートする姿勢を変えなかった。4月以降調子を上げ、プレミアリーグ残留を3試合残して決めたブルースは、経営陣からの信頼が助けになっていたことを明かした。
「それがとても重要だった。困難に直面した時、そういったサポートが必要だ」
「メッセージは簡潔だった。“100%味方だ”ってね」
「シーズンで一番苦しい時期だった。経験を生かして、事態を好転させるために、努力を惜しまなかったよ」
また、これまでブルースが嫌というほどファンやメディアから感じてきたであろう、周囲からのプレッシャーについては、次のようにコメントしている。
「プレミアリーグでは至って普通のことだよ。求められるものが多いのさ。それが目の前に立ち塞がっても、我々は乗り越えなければならない」
ニューカッスルは先日のレスター戦で4-2と快勝を収め、その後のゲームでフラムが敗れたことにより、来シーズンもプレミアリーグの舞台にとどまることを決めている。
「祝ったりはしないよ。ニューカッスルをトップ10に入れることが目標だ。それがファンの望みだし、私の望みでもある」
「それには時間がかかる。我々はそれを変えることができていない。1回の移籍市場で何とかなるわけではないんだ」
「前に進まなければいけない。トップ10やトップ12に割り込むのが次のターゲットだ」
度重なるファンの批判に耐えながら、残留という最低限の目標をクリアしたブルースのマグパイズ。契約最終年となる来季は、一体どのようなシーズンになるのだろうか。
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