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ブルース、カラバオ杯バーンリー戦へ意気込み「強いチームを組む」


スティーヴ・ブルース監督は25日に行われるカラバオカップのバーンリー戦を前に記者会見に臨んだ。クラブ公式Twitterや地元紙「Chronicle」がコメントを伝えている。


プレミアリーグで開幕からウェストハムとアストン・ヴィラに連敗する不穏なスタートを切ったマグパイズは、負傷者も徐々に増えている状況であり、補強もアーセナルからジョー・ウィロックを獲得した以外に1人もない状況で、ファンの不安は再び高まりつつある。


「立ち上がり走り出すチャンスと捉えている。インターナショナルウィーク前にカップ戦を勝ち上がって、ポイントも獲得できたら良いね」


「アイザック・ヘイデンとジョンジョ・シェルヴィーは無理だろう。ゴールキーパー2人の状況も変わっていないよ。それ以外は皆OKだ」


ヘイデンは第2節アストン・ヴィラ戦で膝を負傷し途中交代した。ディフェンシヴ・ミッドフィールダーの補強を再三ブルースが望んできたにも関わらず実現していないが、怪我の度合いによっては残り1週間となったマーケットで代役を探すことが急務となる。


「彼の怪我をシリアスには捉えていない。今は痛みに苦しんでいるけれど、昨シーズンの膝の問題にまた見舞われたわけではない。週末に間に合うか、判断を待っているところだ」


開幕戦に出場していたシェルヴィーだが、ふくらはぎの問題で先週末のアストン・ヴィラ戦を欠場している。同選手についてはもう少しな狩り離脱期間になることを指揮官は明言した。


「プレシーズンにも彼はふくらはぎを負傷していたけれど、今回はまた別の足なんだ。もどかしいけれど、少なくとも3〜4週間は待たねばならないだろう」


プレシーズンのドンカスター・ローヴァーズ戦でふくらはぎを負傷しているポール・ダメットだが、週明けのトレーニングには姿を見せていて、復帰が近いことを予感させている。


「彼はトレーニングに戻っている。とはいえ昨日からグループ練習に復帰したばかりなんだ。明日のゲームは早すぎると思うけど、週末には候補に入ってくるかもね。今週の練習を見て判断するよ」


チーム最大の問題を抱えているポジションはゴールキーパーだ。カール・ダーロウはプレシーズン前のコロナウイルス感染から体調が戻り切っておらず、マーティン・ドゥブラフカも足の負傷により手術を余儀なくされ、しばらくは戦列を離れる見込みだ。


「カールはフィジカルのレベルがどれだけ良い状態かで判断する。どれだけ長くなるだろうか・・・チームの他の選手は6週間かかったこともある。ドゥブラフカも時期を決めることはないけれど、だいたい8週間ほどを目指している。残念ながら彼は傷口が悪い状況になってしまって、時間が長引いてしまっているんだ。2人の復帰時期はまだわからないよ」


リーグ戦で悪いスタートを切ってしまったニューカッスルだが、カップ戦はまた別の戦いと言えるだろう。ブルースは19-20シーズンにはFAカップでチームを準々決勝まで導いており、ここ数年カップ戦を苦手としてきたクラブに再びタイトル獲得の可能性をもたらした。一方で昨季は2つの国内カップ戦どちらも12月中に敗退するという悔しい結果に終わっており、今季こそはファンに嬉しいニュースを届けたいところである。


ブルースはバーンリー戦のセレクション基準について次のように述べている。


「何人かの選手にプレー機会を与える良い機会だろう。強いチームを組むよ。選手も代えるとは思うけど、私はカップ戦を軽視したことなどない」


「ジョー(・ウィロック)はプレシーズンであまりプレーしていないことは分かってあげるべきだろう。特に彼のような若い選手にはそれが重要だからね。ジョーには出場する機会を確実に与える。スカッドの多くの部分に対してもそうだ。プレーさせるチャンスなんだ」


移籍マーケットは残り1週間となった。ニューカッスルは前述の通りウィロック以外に新戦力がいない消極的な夏になっているが、ブルースはこれまでもレンタル移籍でさらに選手をスカッドに加えることを検討してきた。これから先の補強については、次のように語った。


「我々はゴールキーパーに問題を抱えている。聞いたこともないけれど、キーパーを4人登録することも今は選択肢に入っているよ」


「誰かをレンタルできるとするならば、その時は誰かを放出してスカッドに空きを作らなければいけない」


「財政的には難しい状況だ。あるとすればローンになるだろう。パーマネント・ディールは起こり得ないと明言できるよ」


現在ニューカッスルのターゲットとして噂されているのはレスターのMFハムザ・チョードゥリーだ。ヘイデンのバックアップになれる選手が加われば、フルシーズン通してディフェンスの安定化を図ることができる。ちょードゥリーやそのほか数名について直接質問されると、監督は次のようにコメントしている。


「誰かについて言及するのはアンフェアだと思う。でもたくさんの選手が可能性を残しているね。前にも言ったように、やらなければいけない仕事がある。一方でこの夏を通して見てきたように、多くのクラブが難しい状況だ。ここまで財政面で難しい状況とは分かっていなかったけどね」


「マティ(・ロングスタッフ)については方針を決定している。彼とも話をした。1つか2つの問い合わせがあり、ここから数日の間にそれがうまくいくことを願っているよ」


公式戦初勝利を目指す注目のバーンリー戦は日本時間で25日の深夜27時45分にキックオフを迎える。ちなみに日本で放送予定はない。

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