スティーヴ・ブルース監督が、選手にSNSの自粛を求めている。イギリスメディア「Sky Sports」が報じた。
ニューカッスルに加入したジョー・ウィロックが先日、SNSを通じて毎日多くの人種差別的メッセージが届いていることを明かし、再びこうした問題が紙面を騒がせている。こうした状況を踏まえ、SNSが選手のメンタルに悪影響を及ぼすと考えているのがブルース監督だ。
「一体何回、彼らに対してやめろと言わなければならないんだろうか。これは現代社会の闇だ。人々が人を傷つける権利があると思い込んでいるのならば、それはソーシャルメディアのよくない部分だろう」
「彼らは自分の書く事に対して責任を持つべきだ。そして選手へのアドバイスは、それらと距離を置く事だね」
「もちろん(SNSによる)利益もあるのだろう。だがその逆のパターンを私は何度も目撃している」
「私に対しても恥ずかしく馬鹿げた書き込みがいくつかあった。そういう若者は警察にお世話になるべきだと思う」
ブルース監督は過去2年かに渡りクラブを率いているものの、サポーターの指示を得るには至っておらず、これまでSNS上では同監督を批判する声が常に噴出している。一部度を越えた内容について、規制を求める声は常に上がってきたが、問題が多発しているフットボール業界でも独自に何か対策を取るべき時期がきているのかもしれない。
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