ニューカッスルは16日、プレミアリーグ第31節でボーンマスと対戦し、2-2の引き分けに終わった。終了間際に値千金の同点弾を叩き込んだマット・リッチーのコメントを地元紙「クロニクル」が伝えている。
敵地ヴァイタリティ・スタジアムで開催されたこの一戦。古巣ボーンマスの本拠地凱旋となるゲームで、リッチーは先発メンバーに名を連ねる。すると1点ビハインドの後半アディショナルタイム、右サイドからのクロスを左足のダイレクトボレーでゴール左上段へと叩き込み、チームに貴重な1ポイントをもたらした。
試合後リッチーは「とても良かった。僕の得点の中でもいいものの1つだね!ボールが来るとき、しっかり見えていたんだ。ゴールから離れるようなボールで、しっかりとミートして、ゴールに入ってくれたね」と、得点シーンを振り返っている。
「先週、シーズンを通しても数少ないペナルティのチャンスを外していたから、このゴールを決められてよかった」
「ここ(ヴァイタリティ・スタジアム)では、何本かこういうシュートを撃ったことがあるんだよね。
不思議な気持ちだったよ。このクラブ(ボーンマス)にはとてもお世話になっているし、退団してもチームに対してリスペクトする気持ちが残っていると自分で気づいたんだ」
「後半すぐに失点してしまったのは残念だったけど、ボーンマスがどれだけ攻撃面でいいチームかはわかっていたことだからね。僕らはそこからしっかりとスピリットを見せて試合を組み立てたと思うし、ポイントを勝ち取った。僕らが諦めない証拠だよ」
リッチーの劇的な同点ゴールで追いついたニューカッスルは、苦手とするサウスコーストでのアウェーゲームで貴重な勝ち点1を獲得。勝ち点を「35」としたチームは次節、4月1日にアーセナルと対戦する。
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