ニューカッスルは16日、プレミアリーグ第31節でボーンマスと対戦し、2-2の引き分けに終わった。後半途中からピッチに立ったFW武藤嘉紀のコメントを、地元紙「クロニクル」が報じている。
アジアカップでチームを離れていた武藤にとって、ボーンマス戦は1月2日マンチェスター・U戦以来の出場。得点に絡むことはできなかったが、久々のプレミアリーグ出場は彼にとって大きなものだったようだ。
「とても嬉しい。ついにピッチに立つことができたんだ。今、コンディション的にも完全にフィットしているよ」
「競争は激しい。アルミロンにロンドン、みんながいいプレーを見せているからね。ポジションを取り戻すのは簡単ではないけど、努力して得点を目指すしかないよね」
次節は4月1日に敵地でアーセナルと対戦するニューカッスル。武藤にとっては2試合連続の出場、そしてピッチ上でインパクトを残したい一戦となる。
「ボーンマス戦ではゴールを決められなかったので、次はチームに得点をもたらしたい。アジアカップの後、試合に出れない中でフラストレーションも感じていたよ。とってもね。でも、それをバネに必死にトレーニングをこなしてきた」
「ついにピッチに立てたけど、僕はまだ満足なんかしていない。努力し続け、ポジティブに、次のゲームに集中する必要がある。ストライカーでも2列目でも、関係ない。僕はどちらでもプレーできる」
加入後いまだに1ゴールと本領を発揮できていない武藤だが、モチベーションは高まっている。加入から7ヶ月、苦しみ続けてきたサムライの奮起は、トップハーフフィニッシュを見据えるチームにとっても大きな力となるだろう。チームの勝利はもちろん、武藤の活躍にも注目が集まるアーセナル戦は日本時間4月2日の午前4時にキックオフ。我々にとっては眠い目をこすりながらの観戦になるだろうが、目の覚めるような好ゲームを期待しよう。
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