ニューカッスルは12日、プレミアリーグでバーンリーと対戦し2-1の逆転勝ちを収めた。同点弾となるゴールを決めたジェイコブ・マーフィが試合後インタビューに応えている。
前半マチェイ・ヴィドラにネットを揺らされリードを許したニューカッスルは、59分にマーフィがエリア外から美しいミドルシュートを叩き込み同点に追いつくと、その後アラン・サン=マクシマンがドリブル突破からそのまま1人でゴールを奪い、逆転。残留争いのライバルから貴重な3ポイントを奪取した。
この勝利でチームは降格圏18位フラムとの差を6ポイントとした。消化試合も1試合少なく、残りのシーズンに向けて少し余裕も生まれたと言えるだろう。
2試合連続でスタメンに抜擢され、同点弾を決めたマーフィは試合を振り返りこうコメントしている。
「過去2試合の結果が、降格圏から逃れるきっかけとなるだろう。我々は皆一体となっている。チームには自信が溢れている」
バーンリー戦の1週間前、セント・ジェームズ・パークにスパーズを迎えたマグパイズは、ジョゼ・モウリーニョ監督のチームと打ち合いを演じ、2-2で引き分けて貴重な1ポイントを獲得していた。
「先週のスパーズ戦では、僕らが持つ不屈の精神を感じてもらえたと思う。そして今週、再びそれを見せることができた」
ゴールシーンでは、途中投入されたサン=マクシマンとのパス交換からクラレッツのディフェンスを揺さぶり、最後はマーフィが右足からのカールしたボールをゴール左隅に突き刺した。
「僕の目の前にアランがボールを落としてくれ、しっかりと芯に当てることが出来た」
「3ポイントはとても大きなものだ。この試合は大きなチャンスだった。今日勝てば降格圏から離れられるという状況で、後半はベストなパフォーマンスだったと思う。25分で先制され、後半はチームに幾つかの変更が加えられた。その中で全力を尽くし、勝利にこぎつけられてよかったよ」
後半戦に入り出場機会を大幅に減らしていたマーフィだが、先月からは途中出場で好プレーを披露し、ここ2試合はスタメンに選ばれている。シーズン終盤、残留を手繰り寄せる上でもマーフィの活躍は不可欠になるだろう。
ニューカッスルは次戦、17日にウェストハムと対戦する。
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