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「結果が全てではない」 ブルースがまさかの敗戦を振り返る


ニューカッスルは18日、ヨーク・シティとプレシーズン初戦を行い、0-1で敗れた。


主力選手を積極的に起用したニューカッスルだったが、試合終盤に先制ゴールを許し、そのまま無得点で黒星を喫する形となった。


試合後、スティーヴ・ブルース監督がインタビューに応えている。


「結果にはがっかりしているけど、結果が全てではない」


「我々はこの結果に値しなかったとは思う。ただ、いつものようなインテンシティ、スピード、ペースを持ち合わせていないのなら、今日の我々のようにもどかしい思いをすることになる」


「フィットネスレベルの問題だ。この1週間、とてつもない運動量、走行量をこなしてきた。ここから4週間に向けての準備段階だ」


「結果を除けば、良い経験になった」


ニューカッスルは18日のダブルヘッダーを前に守護神マーティン・ドゥブラフカの負傷が発覚。また試合前日にはカール・ダーロウがコロナウイルス陽性反応を示したことにより離脱し、マーク・ギレスピーとフレディー・ウッドマンも濃厚接触の疑いで自主隔離に入ることが決まった。トップチームのキーパーが全員出場できない中、ヨーク戦のゴールマウスにはダン・ラングリーが立ち、ベンチでは16歳のマックス・トンプソンが控え、なんとか戦いを終えている。


「マーティンは代表戦で足を負傷して帰ってきた。今手術をしているところだよ。どの程度悪いのかは、明日になってみないとわからない。カール・ダーロウは残念ながらコロナに感染してしまった」


「夕食の時、彼の近くにいた選手を隔離させることがベストであると判断した。彼らをチームから外したのはそれが理由だ」


「過去3日間、全員が検査を受けている。ありがたいことに、全員が陰性だった。できる限りのことをしていても、(ウイルスが)こうして周囲には存在しているんだね。対処するのは難しい」


同試合のスカッドには、キャンプに参加する様子が捉えられていたはずのフロリアン・ルジューヌの姿がなかったが、ブルース曰く彼は移籍に近づいているという。


「フロリアンはスペインへ向かったよ。予算にも少し余裕が生まれそうだね。彼はアラベスに戻る。もうすぐ決まる」


この1週間、ボーンマスへのレンタル移籍に向け交渉が進んでいたものの、ドゥブラフカの負傷により呼び戻されたGKウッドマンについては次のように語った。


「ドゥブラフカがどのくらい時間を必要とするか定かではない。昨年のプレシーズンでも似たような怪我をした。ここから1日、2日すれば離脱する期間がはっきりすることになる」


「フレディーが少し落ち込んでいるのは理解できるよ。クラブにとってベストな判断をしたつもりだ。それが私のやり方でもある。クラブが優先だ」


アーセナルから昨シーズン後半戦にレンタルで加入し、チームを残留に導く活躍を見せたジョー・ウィロックについては、ニューカッスルが再びローンでの獲得を試みていると報じられている。交渉の進捗を尋ねられた指揮官は次のようにコメントした。


「特に状況は変わっていない。シーズンが終わった時にすでにわかっていたことだが、今はアーセナルが彼をキープしている。プレシーズンでジャッジを下すのだろう。全てはアーセナル次第なんだ。僕らは辛抱強く、決断が下されるのを待つ必要がある」


6月に契約が切れて以降、クラブからはアナウンスのないアンディ・キャロルの去就については、契約満了とともに彼が退団したことを明らかにした。


「彼は契約満了を迎えた。アンディとは話し合ったよ。彼は出て行って、プレーしたいと考えているんだ。これからのキャリアがうまく行くことを願っている。過去2年、彼が大きな助けとなってくれたことは明らかだ」


ここまで1人も補強していない状況にサポーターは不満を募らせている。報道では移籍予算が少なく、この夏は戦力補強が地味なものになると言われてきた。ここまでのマーケットでの動きについて、ブルースは次のように語った。


「1つ、2つ話し合いの機会があった。もちろんジョーについては、アーセナルの管理下にあるので、我々がズカズカ踏み込んでいくことなどできない」


「それ以外に1人、2人と話し合った。移籍市場の動きは正直、ゆっくりになるだろう。ユーロやコロナの影響もある。誰にとっても状況は簡単ではない」


「まだやらねばならない仕事がある。すぐに決まりそうな状況ではない」


「僕の仕事は全力を尽くして続けること。簡単ではないが、それが私のやるべきことなんだ」


トップチームは次戦、金曜日にドンカスター・ローヴァーズとフレンドリーマッチを行う。

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