好調を維持するMFジョー・ウィロックについて、スティーヴ・ブルース監督がコメントした。英紙「ガーディアン」が伝えている。
ウィロックはここ3試合、途中出場ながら得点をマークしており、リヴァプール戦では試合終了間際に値千金の同点ゴールを叩き込んでヒーローとなった。
アーセナルからのレンタルで加入しているウィロックについては、近頃の好パフォーマンスを受けて、ファンから完全移籍での獲得を求める声も挙がっている。
「ジョーはここでのプレーを楽しんでいるね。これから話すことになると思うが、彼のような選手とは当然契約したい。彼はまだ21歳だ。若く、逞しい。ゴールを決めることができるし、速さも持っている。恐らく、チームの誰よりもスピードがあるんじゃないかな」
「昨日、ジョーが(ウェストハム戦後)海岸沿いまでドライブした話を聞いた。ロンドンに住んでいた彼にとって、海はそこまで馴染みのないものだろう。ウェストハム戦の決勝ゴールの余韻に浸っていたのかもね」
「彼には未来がある。才能がある。彼のような選手を中心にチームを組み立てたいとチームは思うはずだ。来シーズンも獲得するチャンスがあるのならば、喜んで契約するよ」
無論、ウィロックの完全移籍には高額の移籍金が必要になる。また、アーセナルも才能のある若手を簡単には手放さないだろう。レンタル移籍の1年延長が現実的なところではあるが、まずそのためにはチームのプレミアリーグ残留が絶対条件になる。
なお、ニューカッスルはアーセナルと5月2日(日)に対戦予定だが、保有元クラブとの対戦であるため、ウィロックは出場することができない。8日(土)のレスター戦での活躍を期待しよう。
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