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ブルース、ここ数試合の内容に満足「良い兆候がある」

更新日:2021年3月20日



ニューカッスルは12日、アストン・ヴィラをホームに迎える。試合を前に、スティーヴ・ブルース監督がZOOM会見に臨んだ。


「私たちは(今週末の日程で)最初にプレーするから、ここで力を出し結果を出せれば嬉しいね。力があることはわかっているので、あとは最大限トライし結果に繋げられるよう頑張るよ。そして、他のチームがどうなるか、週末の間見守るんだ」

「経験は生きる。こうしたプレッシャーに対処するだけの経験がドレッシングルームに溢れている。この重圧に毎週対処していかないといけないと思う。ニューカッスルのシャツに袖を通す限り、良いパフォーマンスを披露し結果を出さなければいけないという、プレッシャーを感じるだろう」

「このチームは唯一無二の存在であり、ビッグクラブなんだ。それだけに、期待も大きい。我々はそれに毎週耐えなければいけないし、それは今後も変わらないだろう」

チームは攻撃の要であるミゲル・アルミロン、アラン・サン=マクシマン、カラム・ウィルソンが負傷により出場できない状況。また、その他のポジションでも故障者が多く、セレクションの幅が狭まっていることは言うまでもない。特にエースストライカーであるウィルソンの離脱は、深刻な得点力不足を招いている。

「彼が離脱し4週間が経つ。芝生の上に戻ってきているし、経過良好だ。アランとアルミロンに関しても同様だよ」

「できるだけ自然に治癒させることを目指している。メディカルチームとともに、彼らは回復に全力を尽くしている。インターナショナル・ブレイクは我々の味方をしてくるだろう。休み明けには、彼らが戻ってきているか、復帰に近づいていると思う」

「ハヴィエル・マンキージョは、かなりのハードワークをしている。通常より1、2週間早く戻ってこれた。フェルナンデスも戻ってきているのは良いニュースだ」

冬のマーケットでアーセナルから加入したジョー・ウィロックは、彼らがいない間のキーマンと言える。デビュー戦でゴールを決め鮮烈なデビューを飾ったものの。その後は得点に絡むことができていない。

「彼は最初、もう少し前でプレーしていた。しかし、中盤でもインパクトを残せる選手だから、どちらで起用するかまだ決めていない。彼には満足しているよ。チームに違ったものをもたらしているし、中盤にエナジーを注入し、ゴールも決められる」

U23で先発し、トップチームへの復帰も噂されるマティ・ロングスタッフについても、ブルースはコメントを残した。

「彼はチームに帯同していなかったが、将来性のある選手であることに疑いはない。去年ブレイクした中で、今年はチームに入れていないけれど、諦めてはいないよ」

昨年最終節で残留を決めたアストン・ヴィラだが、今シーズンは前半から好調を維持しており、既に残留ラインと言われる40ポイントを獲得し、ヨーロッパ行きも狙える順位につけている。数年前まで2部でブルースが指揮を取っていたチームは、トップリーグで台風の目とも言える存在感を放っている。

ニューカッスルにとっては、ホームで過去11試合負けていない相手であるものの、最近のフォームを考えれば厳しい戦いになるのは間違いない。

「彼らはとても良い仕事をしてきた。私が辞めた後の数年はね。側から見ても、彼らがスカッドへしっかり投資していることは明らかだ」

「彼らは才能のある選手を、うまくチームに加えた。そして、出ていく選手もごく僅かだ。素晴らしい変化だね。彼らを祝福したい。本当に、とてもよくやっているし投資も十分だ。中でも最も重要なのは、良い買い物をすること。彼らはそれを成し遂げたのさ」

チームは先週のWBA戦で引き分け、ブライトンを追い抜き16位へ浮上している。

「努力に文句はつけられない。必要不可欠なものだったし、そうした姿勢があの結果に結びついた。何かを得ようという気持ちが見えた。しかし、ファイナルサードでのクオリティが少し足りなかったように思う。負けなかったのは重要なことだ」

「(残留争いに関して)準備はしておかなければいけない。最後までもつれないことを祈るが・・・」

「十分な勝ち点を獲得しなければいけない。そして過去6試合、チームには良い兆候がある」

「2勝2分、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドにしか負けていないんだ」


3ポイントの獲得が至上命題となるアストン・ヴィラ戦は12日夜、日本では13日の早朝5時にキックオフを迎える。

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