ニューカッスルのFWアラン・サン=マクシマンが、英「スカイスポーツ」のインタビューに応えた。
サン=マクシマンは今シーズン、負傷やコロナウイルス感染などにより厳しいシーズンを過ごしてきたが、その中でも出場した試合ではインパクトをしっかりと残し、2025年までの新契約も結んでいる。
「ニューカッスルは全てを与えてくれた。プレミアリーグで僕のクオリティを示す機会をくれたんだ」
「それから、ニューカッスルで僕がとても居心地よく過ごせるような環境も作ってくれている。選手、コーチ、ファンもみんな良い人たちだ。新契約の話を持ちかけられた時、承諾せずにはいられなかったよ。これだけ色々叶えてくれているんだから、お返ししないとね」
「だけど契約にサインする前に、ニューカッスルは毎年残留を目標にしていてはいけないと、何度も言ってきた。僕らはトップ10を目指すべきだよ。ファンはそれに値する」
「レスターがFAカップを制したように、将来的にはトロフィーをかけて戦いたいんだ。残留じゃなくてね」
より野心的な戦いを求めていることを明らかにしたサン=マクシマンは、チームの補強方針についても言及し、アーセナルからのローンで活躍するジョー・ウィロックの完全移籍を望んでいることを明らかにした。
「ウィロックのような選手をもっと連れてくる必要がある。チームにも僕にも、彼は良い補強になるだろう。僕は24歳だから、代表入りやタイトル獲得について考える時期なんだ。このクラブがその機会を僕に与えてくれたら嬉しいね」
「ジョーとはピッチの中でも外でも良い関係を築けている。そういったコンビがチームの助けになることは、トッテナムのハリー・ケインとソン・フン=ミンを見れば明らかだ」
今シーズンは出場できない期間も多かったサン=マクシマンだが、4月以降戦列に復帰してからはウィロックらと共にチームを引っ張る活躍を見せてきた。
「すごく変わったと思うよ。シティやアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド。たくさんのビッグクラブがあって、毎週が決勝戦みたいな感覚だったけど、バーンリー戦は僕にとってターニングポイントになった」
「1点失って負けていたけど、そこから逆転するだけの強さを見せたんだ。チームに自信が戻って、数週間後にリヴァプール戦でビハインドの状況でも結果を出せると僕らは信じていたんだよ」
勢いづいたマグパイズはリヴァプール戦の後半アディショナルタイムにウィロックのゴールで引き分けに持ち込むと、レスターとのアウェーゲームを4-2の快勝で終え、マンチェスター・シティとは敗れたものの3-4の撃ち合いを演じた。
直近のシェフィールド・ユナイテッド戦も1-0で勝利しており、23日の最終節ではフラムになんとしても勝利し、連勝でシーズンを終えて来季へつなげたいところだ。
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