「譲る時が来た」…キ・ソンヨンが代表引退と怪我からの復帰を語る
- WASSY
- 2019年3月23日
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1月のアジアカップを最後に韓国代表からの引退を発表したキ・ソンヨンが、自身の決断についてコメントを残した。地元紙「クロニクル」が伝えている。
長年に渡って主将として国を背負ってきたキ。1月に30歳を迎え、いよいよベテランの域に差し掛かってきた同選手は、アジアカップでの敗退を経て、ついに代表から退くことを決意した。
キはナショナルレベルからのリタイアについて「10年くらい代表に関わってきたから、難しい決断だった。でも、もう若い選手たちにポジションを譲る時が来たと思ったんだ」とコメントし、こう続けている。
「僕にとっては、韓国まで移動してプレーして、また帰ってくること自体がとても負担なんだ。代表チームにも、ニューカッスルにも、100%集中することはできていなかった。もちろん難しい決断だったけど、どちらのためにも決心すべきだったのさ」
アジアカップの初戦でハムストリングを負傷し、3月9日のエヴァートン戦が2019年最初の出場となったキ。久々のリーグ戦については、「モスクワ(で行われた練習試合)ではプレイしていたけれど、正直100%フィットしていたとは言えない。もちろん、ピッチでは全力尽くしたけどね。出場を重ねるにつれ、良くなっていくことを望んでいるよ。とにかく、チームが勝ってよかった」とコメントし、状態が完全ではなかったことを明らかにした。
「出れない時期はとてもフラストレーションを抱えていた。特にアジアカップで負傷した直後はね。がっかりしたけれど、これも人生。怪我をする時もあるし、チャンスが巡って来ない時もある。でも、それがフットボールの世界なんだ。とにかく回復するのを待って練習で全力を尽くしてきた。エヴァートンに勝利できたのは嬉しいし、チームも自分もここからもっと良くなればいいね!」
ロングスタッフやヘイデンが後半戦に入り台頭し、シェルビーやディアメも戦列へ戻ってきた中盤はポジション争いが激化している。ラファのセレクションにも注目が集まるアーセナル戦は4月1日午前に開催。残り7試合、ミッドフィールドで舵をとるのは誰になるのだろうか。インターナショナルブレイクを経て迎えるエミレーツでの一戦はその指標になると捉えていいだろう。
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