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「スパーズ戦のようなプレーを…」 ブルース監督、好調ウェストハムを警戒

17日のウェストハム戦を翌日に控え、スティーヴ・ブルース監督がZOOM会見に出席した。

先週のバーンリー戦は2-1の逆転勝ちを収めたニューカッスル。指揮官はまず、前節負傷により欠場したライアン・フレイザーについてコメントした。

「残念ながらライアン・フレイザーは出場できる状態ではない。スコットランド代表で鼠蹊部を痛めてしまった。彼にとって(今シーズンは)辛い時間となっている。スピードを取り戻せておらず、本領を発揮できていない」

また、バーンリー戦で戦線復帰したカラム・ウィルソンとアラン・サン=マクシマンについても次のように語っている。


「ウィルソンとサン=マクシマンはこの1週間ずっと練習に参加できている。どちらも良い状態だ。2人とも筋肉系の負傷だったから、慎重に判断しなければいけない。スピードやパワーが売りのタイプだからね。(スタメンに復帰するかは)まだわからない」


「彼らを先発させろと、みんな言っているようだね。しっかりと分析した上で、チームに戻すかどうかは決断する」


「どのチームでもピッチ前方の選手が離脱すれば、苦しいことになるものだ。アルミロンも含めて、3人を同時に起用できるのは稀だった。彼らがいるのといないのでは、チームは全く変わってしまう」


また、怪我によりチームを離れているジャマール・ラッセルズ、ファビアン・シェアについても言及した。

「ジャマールはかなりフラストレーションを感じている。彼には時間が必要だ。シーズンが終わったわけではない。すぐに良くなるといいのだが。ファブも良い回復を見せている」


チームがウェストハム戦への準備を進める最中、メディアでは昨年のサウジアラビア資本によるクラブ買収について、サウジアラビア皇太子がボリス・ジョンソン首相に買収を認めるように働きかけたことが報じられ、話題となっている。

「私は特に意見しない。十分に知っているわけではないしね。今どのような状況なのかもわかっていない。自分はただウェストハム戦でどのように結果を出すか、それだけを考えているよ」

いくつか選手獲得の噂も報じられている中、夏の移籍市場に関する質問も投げかけられた。

「常に調査はしているけれど、一番気にかけているのは残りの試合のことだ。全ては我々がどのリーグにいるか、そしてお財布と相談して決めることになる」

獲得の噂もある一方で、チームには今シーズン限りで契約満了を迎える選手たちもいる。バーンリー戦で復帰を果たし、素晴らしいパフォーマンスを披露したフェデリコ・フェルナンデスもその1人だ。

「フェデに関して言えることは、彼が素晴らしいプロフェッショナルだと言うことだ。彼はいつも1番先にジムに到着する。そして準備も完璧だ。彼が良いプレーをしたことは、別に驚くことでもない。バーンリー戦に必要な戦力だった」

対戦相手のウェストハムは今シーズン、プレミアリーグで4位につけている。開幕戦で勝利を収めているとはいえ、後半戦に入り好調を維持するハマーズは難敵だ。

「シーズンベストとも言えるスパーズ戦のようなレベルのプレーを披露しなければいけない。勝つことができれば、他のチームに9ポイントの差をつけることができる。そうなれば我々を勇気づけるものになるだろう」

バーンリー戦の勝利を経て、チームは降格圏に沈むフラムとのポイント差を6に広げている。セント・ジェームズ・パークで勝利を収め、フラムがアーセナルに敗れれば、残留争いで大きく優位に立つことになる。なんとしても勝利し、順位を上げたいところだ。

注目の一戦は17日、土曜日の20時30分にキックオフを迎える。

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